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作者 原作 涼宮ハルヒの憂鬱
ジャンル 恋愛,シリアス
カップリング キョン->ハルヒ
掲載 2007/07/22(Sun.) 更新 -
marriage
俺の記憶の中は

お前で埋め尽くされていて



しばらくすると

思い出になるだろう。





それが

良い思い出になるのか

悲しい思い出になるのか





思い出に残らないのか






今はまだわからないけれども




〔marriage〕




「キョン君何してるんですか?」

俺の肩越しに、古泉が声をかけてきた。



「あぁ、結婚だと」

ペラペラと

先日俺の元に届いたハガキを揺らす。





「あなたが神妙な雰囲気だと気持ち悪いですよ」

気持ち悪いは余計なお世話だ。

そう言いながら

古泉は揺れてるハガキを手に取り




「おや、涼宮さんじゃないですか。」






幸せな二人が写ってるだろう?







「あぁ、そうだよ。ハルヒだ・・・・・。」

一口飲んだコーヒーはもう冷めていた



そう、

俺は無意識のうちに

お前とずっと、

ずっと一緒に居られると思っていたんだ







好きで言い争っていた

わけでもなく

泣かせたかった

わけでもなく





ほんの少しの

ズレを

わかっていなかったんだ




「どうぞ」

目の前に置かれたコーヒーからは湯気が出ていて




「なぁ、古泉。」


コーヒーを飲んだら

あたたかくて






「お幸せに

の一言を添えて

花くらい送ってもいいよな…?」







─fin─





〜アトガキ〜
 何でしょうね。これ。
キョン君たちはもう25とかその位の設定です。
ハルヒはキョンじゃない他の誰かと結婚しちぃます。
実際、ハルヒに付き合えるような人が他に居るのか!?
と言う突っ込みはご容赦くださいませ。
何となく、キョンがしんみりモードな状態を書いてみたくなったのです。
独白じゃぁ悲しすぎるからと言う事で、古泉投入(笑)
なんでこいつら2人が一緒に居るかは、不明です。(オイコラ)
というか、この2人何処で話してるんでしょうね?

 こんなのでも、読んで下さって有難うございました。
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